HTML4.01とCSSによるWeb標準のホームページ作成入門。
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例えば、背景画像を変えたいと思ったときに、CSS(スタイルシート)を外部ファイル化している場合は、CSSファイルだけを書き換えれば、全ページの背景画像を一括で変えることができます。 そうでない場合は1ページずつ書き換えなければなりません。
HTMLファイルをスリム化して、検索エンジンがコンテンツを読み易くします。 例えば当サイトのCSSファイルはW3Cのバナーをクリックすると見られますが、こんな大量の記述がhead内にあったら、なかなかコンテンツまでたどり着いてくれないわけです。
CSSファイルはユーザーのPCにキャッシュされる(一時保存される)ので、同じ外部CSSファイルで複数のHTML文書の見栄えを指定すると転送量を下げることができます。 (→転送量とは)
あるページを見たユーザーが別のページに移動する場合、同じ外部CSSファイルで見栄えを制御していれば、CSSファイルはキャッシュされたものが読まれるので、転送量の削減になります。
(注)キャッシュしないようにブラウザを設定するユーザーもいます。
CSS(スタイルシート)入門講座5で使ったサンプル5を例に説明します。
まずテキストエディタを開き、一番上に次のように書きます。 (おすすめのテキストエディタはこちらで紹介しています→無料ソフト・無料ツール)
これはCSSファイルの文字コードを示すものです。 必須ではないですが、文字化けを回避するために書いておいたほうがいいでしょう。 文字コード指定は一行目に書きます。
普通はHTMLファイルと同じ文字コードで保存すればよいでしょう。 このサンプルの場合は「UTF-8」ですが、「Shift_JIS」「euc-jp」「iso-2022-jp」など、必要に応じて書き替えて下さい。
次に、headタグ内のスタイルシートの記述を全部切り取って、文字コード以下の部分に貼り付けます。
このサンプルでは切り取り&貼り付けでやっていますが、実際はCSSファイルに直接スタイルシートの内容を書いていけばいいです。
ファイル名の末尾を「.css」にして、つまり拡張子を「.css」にして、保存します。 ここでは「samplecss.css」という名前で保存しました。
CSSファイルの記述内容をテキストファイルにしたサンプルがこちら →CSSサンプル(このテキストファイルの文字コードはShift_JISにしてあります)
head内に残った部分は削除します。
保存したcssファイル(ここではsamplecss.css)をアップロードします。 ここではアップロードしたCSSファイルのURLは「http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/1943da0542557188190b5078643da695/1161727975」になりました。
head部分に次のように書き加えます。
以上です。できたページがこちら→サンプルページ
サンプルページ5と見た目は変わりませんが、head内に<style type="text/css">~</style>でたくさん書かれていたものが、<link~rel="stylesheet">の一行になっています。
リンクはご自由にどうぞ。
最終更新2008/07/09