HTML4.01とCSSによるWeb標準のホームページ作成入門。
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ホームページはHTML(HyperText Markup Language)というマークアップ言語で書かれた文書なわけですが、WWWの標準化を進めているW3C(World Wide Web Consortium)という組織が作った、HTMLの標準仕様がHTML4.01です。 (HTML4.01仕様書の原文→HTML 4.01 Specification)
4.01というのはバージョンを表しており、4.01が最新版(最終版)でスタンダードとなっています。
後継仕様のXHTMLがW3C勧告になっていますが、XHTML1.0、1.1はHTML4.01がベースになっています。 XHTML1.0、1.1でホームページを作成するにしても、HTML4.01を知ることが近道だと思います。 (XHTMLについてはこちらで解説しています→XHTML入門)
HTML4.01で重要なのは、HTMLではマークアップを書く、見た目や装飾はCSS(スタイルシート)で書く、ということを推奨している点です。
マークアップとは論理的・構造的な意味付けのこと。例として下記の文章で説明します。
これに「タグ」を使って意味付けをしていきます。
HTML4.01には無いタグで説明していますが、こんな感じで、それぞれの意味を表すHTMLタグによって文書構造を示すことがマークアップです。
<font color="red">○○○</font>(○○○の文字が赤色で表示される)のような装飾をするための、構造を示さないタグは、HTML4.01では非推奨タグになります。
マークアップのみのHTMLだと白黒の殺風景なホームページになってしまいますが、そこでCSS(スタイルシート)の出番です。文字の色や大きさを変えたり、背景つけたりするなどの装飾をスタイルシートで行います。
以上がHTML4.01の基本的な考え方です。 文書構造と視覚表現の分離という方針はXHTMLにも継承され、XHTMLではより厳密になっています。
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最終更新2008/07/09