HTML4.01とCSSによるWeb標準のホームページ作成入門。
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brタグは記述された位置で強制的に改行します(Forcing a line break)。 開始タグのみで終了タグはありません。
brタグの連続で1行空けて、見た目は段落のように見えても、マークアップとしては段落という文書構造を示しません。 段落を意味するのはpタグです。
ホームページ作成者の環境で読みやすい状態に整形しても、ユーザーの環境のブラウザ幅やフォントサイズによっては、妙なところで改行される場合があります。 その点に注意して改行しましょう。 文字の大きさが固定できないことはこちらで説明しています→文字の大きさ(フォントサイズ)について
「<br />」はXHTMLでの書き方です。HTML4.01では「<br>」です。 詳しくはXHTML1.0のポイント(要素 element)の空要素の書き方をご参照下さい。
ここはCSS(スタイルシート)を知らないとわからないと思います。わからなかったら読み飛ばしてけっこうです。
CSS(スタイルシート)のfloatプロパティでの回り込み(浮動化)を解除するのに、brタグにclearプロパティを指定する例が散見されます。
しかし、clearプロパティを指定できるのはブロック要素で、brはインライン要素です。
例えば「<br style="clear:both;">」とするのは誤りです。
本稿執筆時点(2006年12月)では、多くのブラウザはbrにclearプロパティを指定しても回り込みを解除して表示してくれます。 しかし、ブラウザ側の誤りが修正された場合はレイアウトが崩れることになるので、clearプロパティはブロック要素に指定しておきましょう。
リンクはご自由にどうぞ。
最終更新2008/07/09