HTML4.01とCSSによるWeb標準のホームページ作成入門。
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CSS(スタイルシート)のfont-familyプロパティを使えば、明朝体の文字やゴシック体の文字など、様々なフォント種類を指定することができます。
しかし注意すべきは、ユーザーの環境によってはホームページ作成者の指定したフォントで表示されない、ということです。
CSSで指定したフォント種類で表示される場合は、そのフォントがユーザーのPCにインストールされている場合です。
ユーザーのPCにインストールされていない場合は、そのユーザー環境のデフォルトのフォントで表示されます。
マニアックなフォントを指定しても、閲覧者側のPCにインストールされていなければ無視されてしまうのです。
このように「個別フォントが適用されない場合は、一般ファミリに属するどれかを適用する」という指定をすれば、ホームページ作成者の意図に近いフォントになります。
一般ファミリ(generic-family)というのは、明朝体系やゴシック体系などをざっくり指定する感じです。
例えば明朝体系の一種(仮にCenturyとします)で表示させたい場合、serif(明朝体系の一般ファミリ名)も指定しておけば、Centuryが適用されない場合には、serifに属するフォントで表示されます。
serifが具体的にどのフォントになるかはユーザーの環境に依存しますが、ホームページ作成者の意図に近くなります。
WindowsやMacに最初からインストールされている標準フォントを使えば、その通りに表示される確率が高くなります。
100%ではありません。Linuxの人もいれば、ブラウザの設定でスタイルシートをOFFにしているユーザーもいますので。
どうしても思い通りのフォントで表示させたい場合は、画像にしてしまうという手もあります。
ただ、画像OFFの設定のユーザーが見た場合は、フォントが違うどころか表示されません。
まあ95%以上のユーザーはWindows系なので、Windows標準フォントならほぼその通りに表示されると思います。
しかし「ホームページ作成者の指定したフォント種類で表示されるかはわからない」ということは覚えておきましょう。
CSS(スタイルシート)の書き方や、フォントの見本などはこちらが参考になります。
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最終更新2008/07/09